春休みの進行
春休み、わたくし佐藤は10日ほど常陸太田に来て、いろいろ調べたり、夏に向けての下準備をしています。
今年の旅家は、夏の夜に開催することが決まっていて、
「金魚ねぶた」「泊まる」「怪談」「りんご飴屋台」のコンテンツを実行します。
金魚ねぶたは1月から始めて、最近だんだん形になってきました。
その中で僕個人は常陸太田に伝わる「こわいはなし・ふしぎなはなし」のリサーチを中心に行っていて、
特に鯨が丘のある坂にまつわる、幽霊のお話について調べています。
死んでからも自分の赤ちゃんを団子で育てていたという、子育て幽霊のお話ですが、
これが、調べれば調べるほど面白くて、すでにあんまり怖い話でもなくなってきています。
時間ができたら、お話にしてまとめてネットにアップしたいと思いますので、少しおまちを。。。
で、鯨が丘には、そんな不思議な話、怪しい話にまつわるスポットがあるので、
怖い話に興味がある人たちと歩いて、その場所を見てみることにしました。
まずは、幽霊の掛け軸があるという、法然時へ。
この日は掛け軸は見られなかったのですが、またお盆の頃にはそのお話をお坊さんから聞けるそうです。
あと、カツ丼でおなじみの釜平さんの前の路地は、昔「ムジナ横丁」と呼ばれていた情報が。
ムジナとは、タヌキやアナグマなど、人を化かすような動物のこと。
なにか怪しい話があったりするのでしょうか??
現地を歩いていると、ちょうど釜平のお母さんがいらしたので、お話を聞いてみました。
すると、昔はこのあたりは賑やかなお店がたくさんあるところで、
綺麗なお姉さんや、お酒があるお店でたくさんの誘惑があった=
人を惑わすところ=ムジナ というイメージから名前がついたのでは?というお話が聞けました。
なるほど、そういういわれがあったのかもしれないですね。
ここで、お金がすっからかんになった人が、ムジナに化かされた!と言い訳していたのかも・・・
他にも、最初に話した幽霊が来たとされる坂や、
その幽霊が育てた子供が引き取られたという遍照寺(法然時という説もあります。)にも立ち寄りました。
また、参加したS家のお母さんが体験したという、不思議な話も披露してもらいました。
伝説や民話は調べれば結構あるのですが、実体験はなかなか採集できなかったので、結構怖かったですね。。
という感じで、怖い話巡りは終了。
本番の旅家では、怖い話メインではなくて、聞きたい人が聞けて、聞きたくない人は聞かずに済むように、
ちゃんと住み分けをしたいと思っているので、怖い話嫌いな人も、安心してお越しください。
で、怖い話のもう一方で進められているのが、「りんご飴」の屋台のプラン。
これはM家が中心になって進めています。
りんご飴について、調べてみると、最近はリンゴを丸々一個を飴にするのではなく、
いろんな果物を串に刺して飴にする形も流行っているようです。
どう作るのか、どの果物で作るのか、実験中だそうです。
ある程度形が見えてきたら、次の集まりでちょっと作ってみようかなと思っています。
次回の集まりは4月23日。
よろしくお願いしますーーー