かき氷作りについて 12.5
先週末はシロップ作りどうもでした。
なかなか個性的なシロップができて、面白美味しかったです。
さて、次回は1月にもう一度集まる予定なのですが、
ちょっと時間が空いてしまうのと、
もう少しどんなシロップを作ってゆくのか、どんなかき氷屋さんにしたいのか、
それぞれの「こうしたい」という、とっかかりがあった方が良いなと思うので、
久しぶりに「宿題」を出そうかなと思います。
宿題:
「それぞれのシロップ、かき氷屋のアイデアを、今度集まる時までに、もう一歩進めること」
「もう一歩」というのは、人によっていろいろ段階があると思うので、
・さらにレシピを具体的にする
・また違う食材で作ってみる
・この食材を使うと決める・・などなど
そもそもシロップ作り自体があんまりやる気でないなという人は、
・お客さんが集まりそうなアイデア、お店のしつらえ、シロップの名前などを考える
・かき氷ではない、やりたい別のことのアイデアを膨らます
など、特に決まりはないので、いろんな方法で自分なりに取り組んでもらえれば良いかなと思います。
材料については、好きなものを使ってもらっても良いですが、
今回特別に、塩原さん根本さんから、地元産の「キウイ」と「いちご」が提供されます!
とりあえずそれを使ったシロップ作りから始まっても良いかなと思います。
連絡をしてもらえればカフェ結+1で受け渡しできます。
また、シロップ作りについては前回も紹介した、このページを参考にすると良いと思います。
https://fukiyose16.com/1578.html?fbclid=IwAR2tlC8HLVD6ayg2I7GMytlSz0T2o3L1hRW03q1D8yQ4cayLbeRXvkagDhQ
あと、氷屋の杉崎さんから、
シロップ作りのヒントがいくつかあるそうなので、下に書いておきます。
また、なにか質問がある方も、お気軽にメールやメッセージでお願いします。
プロが答えてくれますよ。
冬休みの間にお家でシロップを作ったり、
どんなのにするか話し合ったりして
実験してもらうといいかなと思っています。
シロップ作りをお家でする方は、
携帯とかでぜひ記録の写真を取って送ってもらえるとありがたいです。
かき氷機がないよってかたは、ソーダ割りにしたり、
アイスにかけて食べてみても良いかもしれません。
それではよろしくお願いします。
杉崎さんよりシロップ作りのポイント
①作り方について
・「つぶす(ミキサー)」か「煮詰める」か。ポイントは素材の香りを残すこと。
・「甘み」+「酸味(すっぱさ)」のバランス
シロップを作る際にはミキサー(つぶす)か煮詰めるかの基本は二通りありますが、
果物や素材の香りをより良く残すことを心掛けると良いと思います。
甘さと酸味のバランスは砂糖やレモンで補えることができますが、
「香りと味」だけは素材そのものを最大限生かす必要があります。
今回使った「ゆず」は皮も一緒に煮詰めたことでより香りが強く出たのと
ほのかに苦味もでたのでとてもバランスが良かったと思います。
熱を加えると香りが落ちる物もあるので、その辺りは各自研究してみると面白いと思います。
イチゴなどの場合はミキサーで潰すと一番香りが良いです。
そこにガムシロップとレモン汁を入れて甘味と酸味を足して、冷凍保存も出来ます。
イチゴを煮詰める場合はジャムにする手前の
「ちょっととろとろし始めたな」という程度に抑えて煮詰めると香りも残ります。
既にシロップ漬けになっているフルーツ缶詰であればそのままミキサーで潰し、
砂糖とレモンで調整すると簡単にできます。
②使う砂糖の違いについて
・素材の味を生かす=ガムシロップ、グラニュー糖
・新たな香りをつける=三温糖、黒砂糖、キビ砂糖をブレンド(上白糖もこの部類に入る)
フルーツの味をそのまま綺麗に出したい場合は、
香りや味に変化を与えないガムシロップやグラニュー糖をオススメします。
逆に素材に旨味やコク、新たな香りを付け加えたい場合は、
三温糖や黒砂糖、キビ砂糖などブレンドすると違った味わいのシロップになります。
③保存方法
・清潔な容器で冷凍保存
シロップを作りましたら菌の繁殖を防ぐため、
煮沸した瓶や綺麗なビニール袋などにいれて冷凍保存をしてください。
また、口を付けたりしたスプーンをシロップにつけると
菌が繁殖してカビますのでご注意ください。
かき氷にした時に美味しいと感じる糖度は25度前後で、
冷凍保存すればある程度長期保存が可能です。
あとは、気になる素材や作り方はそれぞれインターネットや本を見ながら研究し、
世界に一つだけのかき氷シロップを作っていきましょう。
杉崎さんとメッセージのやりとりしてたのが面白かったので、
おまけで雑談を下に載せておきますー レッツクリック!